まず、はじめに言えることは不妊症の原因は男女半々ということ。
昔は三年子なきもは1から2割をのぞいては、男性に原因がある場合が3分の1、女性に原因がある場合が3分の1、そして残りの3分の1は、男女双方に原因があるといわれています。

ですから不妊症の場合、妻だけ、夫だけが検査を受けても意味がありません。不妊症は、まさに「カップルで乗り越えていく」必要があり、治旅にあたっては、今まで以上に、お互いの愛情と協力、思いやりが大切になってくるのです。

不妊症に悩む人はこんなに多い

日本では妊娠を望むカップル10組に1組は不妊症に悩んでいるといわれ、不妊はけっしてめずらしいことではありません。それどころか最近では、環境の変化にともない、不妊症に悩むカップルは増えているのです。

しかし、不妊原因の究明、治療、人工授精といった不妊治療の技術全般は、まさに日進月歩で向上しています。ですから、不妊という言葉に負けることなく、前向きに治療にとりくんでいきましょう。

不妊症の増加、犯人は環境ホルモン?

近年、世界各国のの研究者から、男性の精子が減少傾向にあることか発表されていますそして精子減少の「犯人」とされているのが、「環境ホルモン」です。環境ホルモンは、「内分泌かくらん科学物質」とも呼ばれ、人間の体内に取り込まれると、ホルモンのはたらきに影響を与えるといわれており、代表的な物質としては、ダイオキシン、DDTそしてPCBなどが有名です。

動物実験では、ごく少数の環境ホルモンでも、女性の卵胞の数が少なくなったり、精子のの数が減少することがすでに禁止されています。ですが、人間の精子との因果関係は、まだはっきりしていません。

また近年、とくに20代の女性の間に子宮内膜症が急激に増加している原因のひとつにも、環境ホルモンの影響があるともいわれています。